日立(Lo-D)が1977年に発売したPOWER MOS-FET搭載パワーアンプ、HMA-9500です。
国産オーディオ界が最も熱く、数々の新素子を開発し、競っていた時代に生まれた日立の銘機で今でも語り継がれるマシンだと思います。パワーMOS-FETは現在ではモールドタイプで常識ですが、搭載されているメタキャンタイプは現在では存在しない貴重な素子です。
本機は、メンテナンス・リフレッシュ化を実施したものです。本機は発売初期のものと思われます、両サイドのFETカバーに印刷がありませんでした。 【状態】 ・外観、フロント・リアのカバー・エッジ部などに目の細かな塗装の荒れが散見されますので外観に神経質な方は入札をお控え下さい。    当方の視力(1.0)では1m離れますと照明にもよりますが殆ど判らないと思います。 ・フィン内部に完全に取り切れないほこりが少しあるかと思います。 ・測定器チェックではなくあくまでも聴感上です。
 ・禁煙環境です。 《メンテナンス実施内容》 ・メイン電源電解コンデンサを除く電解コンデンサ新品全数交換→電圧、容量によりニチコンMUSE-KZ、FineGoldを使用 ・ヒューズ抵抗全数交換→本機は一度メンテされていましたが、ヒューズ抵抗が固定抵抗に変えられていました、FET保護・安全の為、ヒューズ抵抗に戻しています。 ・初段デュアルFET、両チャンネル交換 ・脚交換
 ・アイドリング電流・ゼロバランス調整用半固定抵抗新品交換→多回転半固定抵抗4個 ・スピーカー切替リレー分解クリーニング ・入力フィルタ切替スライドスイッチ分解クリーニング ・MOS-FETシリコン・マイカ板除去、シリコンシート化→熱効率向上、メンテナンス性向上
 ・MOS-FETピンクリーニング
 ・ヒューズクリーニング
 ・アイドリング電流・ゼロバランス電圧調整
 ・内外部クリーニング
 ・底板・FET再度カバー・ハンドル再塗装
【付属品】 ・取扱説明書 (コピー版)【発送】 ・元箱はありませんので代替リサイクルダンボールにて、クッション対策並びに厳重に梱包致します。 ・佐川飛脚便かクロネコヤマト着払いを原則とさせて頂きます、どちらになるかは一任下さい。【その他】 ・評価の低い方、マイナスの方、新規の方はいたずら入札防止の為、削除させて頂く場合があります。ご理解の程お願い致します。    新規の方は質問欄より入札意思を伝達頂ければ幸甚です。 ・落札からお取引完了まで休日を除き三日以内でお願い致します。 【仕様・特長】  こちら、オーディオの足跡様サイトが参考になります。    Lo-D HMA-9500の仕様 ローディ/日立 (audio-heritage.jp)



外形寸法幅435×高さ192×奥行410mm重量28kg

（2023年 5月 9日 18時 05分 追加）電源ケーブル、3Pコンセントは非メッキ品に交換しています。3Pコンセントアースは本体側アースには接続していません。