コレクション 裏千家15世鵬雲斎宗室御染筆一行書『柳緑花紅』掛軸(共箱)

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日本人の心や情景を表したとても有名な文句です。筆勢のある書体で本紙一杯に伸び伸びと「柳」を、そして丁寧で穏やかな書体で「緑花紅」を添えて書かれております。裏千家大宗匠の御染筆ですので正式なお茶会にも安心してお使いになれます。落款は『宗室』として印譜を捺してあります。軸棒裏に瓢印が捺してあります。*表装された表具屋さんのものと思われます。 若干の巻きジワがありますが、表装・本紙ともとても良い状態です。 共箱は蓋裏に『自筆 柳緑 鵬雲(花押)』と宗匠自筆で署名されております。落款・花押より宗匠中年頃の揮毫と思われます。 正面から見て、左側の軸先にお直しがあります。掛けた際に気にならない程度ですが、写真(9枚目赤矢印)でご確認くださいませ。 『柳緑花紅』 【読み】 柳は緑 花は紅(やなぎはみどり はなはくれない) 【意味】 柳は緑色、桃の花は紅。私たちの目に映るあらゆるもののあり方が、ひとつ残らず真実の姿であること。森羅万象の営みの中に、偉大な生命が常に生き生きと働き続けていること。蘇軾による詩の一節に「柳は緑花は紅真面目」の句がある。*6枚目写真参照  *蘇軾(そしょく)≪1036~1101≫…中国、北宋の詩人。四川省眉山の人。字は子瞻(しせん)、号は東坡(とうば)。 【出典】 東坡集(とうばしゅう) 紙本。塗軸。共箱。 長さ206㎝ 幅34.8㎝(表装を含む) *長さがありますので、床の高さをご確認の上ご購入下さい。 ▢裏千家15世鵬雲斎宗室(ほううんさいそうしつ) 大正12年(1923)~現在 茶道裏千家15世家元。現大宗匠。大正12年京都に生まれ、同志社大学法学部経済学科卒。昭和18年から終戦まで海軍に入隊在籍。戦後は大徳寺管長瑞巌禅師に参禅、得度して鵬雲斎玄秀宗興居士と号する。昭和39年、父淡々斎の遺業を継ぎ内外各地に活躍し今日にい至る。 【参考文献】 茶人の花押 小田榮一著 河原書店 茶掛けの禅語辞典 淡交社 #自分だけの茶道具を持ってみませんか #茶道具 #掛軸 #茶掛 #お茶会 #一行 #御軸 #床の間 #本席 #今日庵 #千利休 #裏千家 #家元 #千宗室 #淡交会 #古美術 #鵬雲斎 #玄室 #大宗匠 #古美術 #大徳寺 #京都 #和 #年中 #瀟酒 #古美術 #お茶席 #床の間 #硯 #墨 #半紙 #筆 #文鎮

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